生成AI「チャットGPT」で作成したプログラムを悪用して、通信大手「楽天モバイル」の回線を不正に契約したなどとして、中高生3人が逮捕されました。

警視庁によりますと、14歳から16歳の中高生3人は去年、不正に入手した他人のログイン情報などを使って、通信大手「楽天モバイル」の通信回線を契約した疑いがもたれています。

3人は秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」であわせておよそ33億件もの、他人のログイン情報などを購入し、生成AI「チャットGPT」を悪用して作成したプログラムで、ログイン可能な情報の抽出や回線の不正発行を行っていたとみられています。

3人は回線を販売することで、およそ750万円相当の暗号資産を得ていたとみられます。

調べに対し3人は容疑を認めているということです。