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被害品のクレカ使い詐欺の罪 男に有罪判決

2025年2月26日 19:39
被害品のクレカ使い詐欺の罪 男に有罪判決

関東で相次いでいた一連の強盗事件のうち、さいたま市の強盗事件の被害品のクレジットカードを使って、ディスカウントストアからロープチェーンリングをだましとった罪などに問われていた男の裁判で、さいたま地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、埼玉県春日部市の大学生・近藤俊浄被告(21)は去年9月、春日部市内のディスカウントストアで強盗事件の被害品のクレジットカードを使い、ロープチェーンリング2つをだましとった詐欺の罪などに問われています。

これまでの裁判で検察側は懲役2年6か月、罰金30万円を求刑していました。

26日の判決でさいたま地裁は「もっぱら共犯者の指示に従って動いていたものであるがその果たした役割は大きい」「ギャンブル等による借金により 金銭に窮したことから報酬を得るために犯行に関与したものであり動機に酌むべき点は見当たらない」などと指摘。

その上で、「強盗の被害者に損害賠償金を供託している」などとして懲役2年6か月、執行猶予4年、罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。

最終更新日:2025年2月26日 19:55