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2020年2月4日 12:19

“命救いたい”レモネード売る小学生の願い

“命救いたい”レモネード売る小学生の願い
(c)NNN

“命を救いたい”レモネードに込めた小学生の願い。

レモネードを売っているのは、小学6年生の榮島四郎くん。小児がんを経験しました。

母・佳子さん「普通に幼稚園から『頭が痛いというので帰らせます』と言われ、まさか病気(小児がん)だと思わなかった」

3歳のとき脳に腫瘍が見つかり、4歳の時、2度の手術。脳の腫瘍を取り除く手術は、15時間にも及びました。脳に少なからずダメージを与える放射線治療と、抗がん剤治療を受けました。

四郎くん「(Q:治療で一番つらかったことは?)(抗がん剤で)髪の毛が抜けたこと」

脳に放射線を当てたため、成長ホルモンなどは注射で補う必要があり、今でも注射が欠かせません。

9歳の時、初めてレモネードスタンドを開き、以来は地域のお祭りやイベントなどでレモネードを販売。小児がんへの理解を広げる活動をしています。現在、小学6年生。1杯100円のレモネードを売った収益は、小児がんのための支援に回されています。

お客さん「おいしい!!」

四郎くんと一緒にレモネードを売るのは、同じ小児がんと闘う仲間。四郎くんの活動を知り参加しました。玲奈さんは、小学1年の時に小児がんが判明しました。

玲奈さんの母「なぜ娘が脳腫瘍という大きな病気になってしまったのか?と考えていて…。それだったら、私たちにしかできないことがあるのではないかと思って、(できることを)探していました。その時にちょうどレモネードスタンドを知りました。救われた感じがしました」

玲奈さん「レモネードスタンドをするだけでも、(支援によって)ひとりの子どもを助けられるということがかっこいいと思った」

年間2000人が小児がんになるといわれ、発見や治療がいまだ難しい病気です。治療の必要がない「寛解(かんかい)」に達したとしても、再発の恐れは尽きず、一生病院に通い続けなくてはなりません。

そんな中、四郎くんにわざわざ会いにくる人も…。

お客さん「やってみたいと思う意思が素晴らしいし、それをやってみたいと思うだけでなく実際にやっていることが素晴らしい」

四郎くん「ありがとうございます」

この日四郎くんのレモネードスタンドは、約360杯を販売。

四郎くん「最後の2つです。ラストです。ありがとうございます」

そんな四郎くんの夢は?

四郎くん「300歳までゆるく長く生きていく。それまでやっていきたい。あと288年頑張っていこうと思っています」

【the SOCIAL lifeより】