「万博」開幕早々の大混雑……入場も地図購入も2時間待ち 雨しのげる場所は? “夏の炎天下”どうなる?【#みんなのギモン】

菅原薫・日本テレビ解説委員
「13日に開幕したばかりですが、課題が浮き彫りになってきています。13日の入場ゲートはすごい人の数でした。初日の来場者は11万9000万人で、入場するまでに2時間かかったという人もいました。森さんは取材で会場にも行ってきたんですよね?」
森圭介アナウンサー
「そうですね。いろいろ間に合っていないと言われていましたが、私が見る限りかなりきれいに整っていて、雰囲気はとても良かったですね」
「ただ、『コネクティングゾーン』や『セービングゾーン』などいろいろあるんですが、案内掲示板に『C』や『S』としか書いてなくて、どこに何があるのかわからないという状態には陥りました」
斎藤佑樹キャスター
「あんなに並ぶんですね」
菅原解説委員
「なかなかすごいですよね。まだ開幕してすぐだからということもあるかもしれませんが、そもそもは“並ばない万博”が目標に掲げられていました。ただ実際にはどこも行列で、様々な不満の声も相次いでいます」
菅原解説委員
「まず、長すぎる待ち時間について。一般的なテーマパークのような地図の無料配布はしていません。スマートフォンで見るか、案内所に行って200円払って買うしかありません」
「配らないのはSDGsの観点からで、なるべく紙を使わないようにということなのですが、14日の案内所にはずらーっと列ができて、2時間待ちということでした」
森アナウンサー
「紙の方が見やすいという人はいますよね」
鈴江奈々アナウンサー
「案内所で地図をもらわないと、巡るのは難しそうな状況ですか?」
森アナウンサー
「私もスマートフォンとにらめっこという状態でした」
直川貴博キャスター(元福島中央テレビアナウンサー)
「入場までに2時間待って、地図を入手するのにまた2時間待って、そこからまたそれぞれ(のパビリオンなどに)行くわけですよね。盛り上がっているのはいいんですけどね…」
菅原解説委員
「事前に戦略を立てていくのが大事かなと思いますが、地図はホームページに掲載されているので、あらかじめ印刷して、回るところをチェックするなどして行った方がいいかもしれません」