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新型コロナ 聖火リレー関連行事規模縮小へ

2020年3月4日 11:53
新型コロナ 聖火リレー関連行事規模縮小へ

新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、組織委員会が東京オリンピックの聖火リレーの関連行事の規模を縮小する方針であることがわかった。

東京オリンピックの聖火は、今月20日、宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する。大会関係者によると、到着の式典で行う、歓迎セレモニーでは、地元の子どもたちおよそ200人の参加を取りやめるなどして、式典の規模を縮小する方針。

さらに、26日に福島県のJヴィレッジで行われる聖火リレーのグランドスタートの式典も、規模の縮小が検討されている。また、聖火リレー自体では、ランナーに対し検温を行うほか、各都道府県と協議のうえ、状況に応じて沿道での観覧自粛を呼びかける。

大会組織委員会は、こうした方針を4日のIOC理事会に報告したあと、正式に発表する。