日テレNEWS
社会
2020年3月19日 18:46

マスク寄付、消毒液配布…品薄解消へ動き

マスク寄付、消毒液配布…品薄解消へ動き
(c)NNN

マスクや消毒液はいまだに品薄の状態が続いている。この不足するマスクや消毒液をなんとか必要とする人たちのもとへ届けられないか、各地で様々な取り組みが行われている。

    ◇

19日、訪れたのは東京・八王子市にあるネット通販の会社「プリンタス」。倉庫に置かれていたのは…箱にぎっしりとつめられたマスク。こちらの会社、主にオフィス用品を扱っていたというが、新型コロナウイルスの感染拡大をうけマスク販売に新規参入したという。ただ、マスク不足の中、なぜ手に入れることができたのだろうか。

一時、輸入が大幅に減少した中国製のマスクだったが最近になり、中国国内の需要が満たされたことで日本にも回ってきたのではないかと話す。

17日、10万枚のマスクが到着。すぐに9万枚が売り切れたため新たに10万枚を発注したというが…。

プリンタス・上野代表「どうも航空便で遅れていて、いまだに上海空港でとまっている。予定通りに入ってこないから、なかなか予定は立たない」

花粉症の時期とかさなり、さらにニーズが高まっているマスク。政府は、およそ1か月前、マスクを週に1億枚以上を供給し不足を打開したいとしていたが、いまだに品薄状態は解消されていない。

    ◇

そんな中、新潟・弥彦村では、うれしい出来事が…。匿名の人物から段ボールいっぱいのマスクがタダで寄付されたのだという。

今月9日、1人の村民から「知人が匿名でマスクを寄付したいと言っている」との連絡をうけ、すると、その日のうちに8000枚のマスクが役場に届いたという。

実は、弥彦村の人口はおよそ8000人。それを知ってか、人口とほぼ同じ枚数の寄付だった。8000枚のうち4000枚は、すでに村内の福祉施設や保育園など配布。残りは今後の状況を見て、必要な施設に配布するという。

    ◇

そして、マスクと同じく不足しているのは、消毒液。製薬会社などから日用品の製造を委託されている工場を19日に訪れると、消毒用スプレーの製造が急ピッチで行われていた。休日返上で製造をしているが、注文量に追いついていないという。

群馬・高崎市では、17日から飲食店などを対象に、消毒液の無料配布を開始した。職員が市内の問屋を走り回り、なんとか1400リットルの消毒液を確保。これまでにおよそ300人が受け取りにきたという。

高崎市・富岡賢治市長「店が自分で(消毒液を)探し回るのは大変ですから、だからお役に立ちたいと思って」

消毒液やマスク不足を解消しようとする動きが各地で広まっている。