社会
2020年3月29日 1:04
ANA機、部品落下させたまま上海を往復

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全日空機が、エンジン付近にあるパネルの一部を落下させたまま、成田と中国の上海の間を往復していたことが分かった。
国土交通省などによると、28日午後5時すぎ、上海から成田空港に到着した全日空の920便で、着陸後の点検で機体の部品が無くなっていたことが分かった。
全日空によると、この部品は第2エンジンの外側に付いているプラスチック製のパネルで、底辺が約30センチ、高さ約15センチの台形で、重さは100グラムあるという。
この飛行機が28日午前10時前に上海に向けて出発した際に、滑走路の近くで、この部品が落ちているのが見つかっている。
部品を欠落させたまま成田と上海との間を往復したとみられるが、運航に影響はなかった。
全日空は、部品が欠落した詳しい状況を調べることにしている。