東京で2人死亡 コロナで再入院の患者ら

東京都は、新たに112人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。都内の感染者は4000人を超え、4059人になりました。
東京都内で28日、新たに感染が確認されたのは、6歳未満の幼児から90代までの男女112人です。すでに感染が判明していた人の濃厚接触者は69人で、このうち家族や同居者といった家庭内での感染は32人でした。年代別では20代が22人と最も多くなっています。
また、新たに2人の死亡が確認されました。
都内の感染者は4000人を超えて4059人となり、このうち108人が死亡し、1261人が退院しています。
一方、新型コロナウイルスの院内感染が起きた可能性が高い墨田区にある都立墨東病院は、新たに入院患者1人の死亡と、20代の女性医師が感染したと発表しました。
死亡した患者は別の病気で墨東病院に入院し、今月中旬に退院していましたが、5日後に新型コロナの症状が出て再び入院していました。この患者が最初に入院していた病棟では、患者や医師などの感染が相次いでいます。
この病院での感染者は、43人となり、このうち患者2人が死亡しています。
また、文京区にある都立駒込病院も20代の非常勤の男性医師の感染を確認したと発表しました。