大雨のとき、最も危険度が高い情報はどれ?

気象現象や防災に役立つ情報を、そらジローと榎本麗美キャスターがお伝えする「気象・防災 そらジロー」。ツイッターでクイズを投稿しました。
〈クイズ〉
ここ数年、雨の降り方は怖いよね。
大雨のときに、よく出る次の情報の中で、
最も危険度が高い情報はどれでしょう?
A.避難勧告
B.避難準備・高齢者等避難開始
C.避難指示
正解は―
Cの「避難指示」
「避難準備・高齢者等避難開始」は大雨警戒レベル3の情報で、避難に時間がかかる高齢者や小さい子供がいる家庭では避難を始めて下さいというものです。
「避難勧告」は大雨警戒レベル4の情報で、浸水が想定される地域にいる人や、土砂災害の危険がある地域にいる人は全員すぐに避難することを求める情報です。
「避難指示」は「避難勧告」と同じ、レベル4の情報ですが、「避難勧告」よりも一層事態が切迫した時に出される情報で、ただちに避難することを強く呼びかけるものです。
最も危険な大雨警戒レベル5は、すでに災害が発生していて「命の危険」があることを示すので、大雨警戒レベル4の「避難勧告」、「避難指示」が出された時点で逃げることが大切なんです。
そらジロー、大雨警戒レベルは命を守るために大事な情報だから、みんなにしっかり教えてあげてね。