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子どもが無料で食事を…「フードリボン」とは【キキコミ】

2025年4月3日 0:28
子どもが無料で食事を…「フードリボン」とは【キキコミ】
生活や仕事に関わるニュース。「今、起きていること」。当事者が抱える悩みや本音、キーパーソンが進める“新たな解決策”など。知ったら、私たちも何か行動したくなる?ような…情報を、櫻井翔キャスターが自ら「取材(聞き込み)」しつつ、お伝えします。(3月31日放送『news zero』より)

◇ ◇ ◇

○櫻井
「こちらですね。旗に「フードリボン」と書かれています」

私が訪ねたのは、千葉県市川市にある「はるちゃん食堂」。

店内には・・・

○櫻井
「これがフードリボン?」

○はるちゃん食堂
 店長 金子 伯留佳さん(43)
「その通りです」

この店が参加しているのは、「フードリボンプロジェクト」という活動です。

○はるちゃん食堂
 店長 金子 伯留佳さん(43)
「リボンとっていただいて・・・」

○櫻井
「リボンとります。お願いします」

○はるちゃん食堂
 店長 金子 伯留佳さん(43)
「はい、わかりました。という感じで、ご飯がでてきます」

○櫻井
「なるほど!食券代わりというか、子どもたちはここから取って、お渡しして料理をいただく」

○はるちゃん食堂
 店長 金子 伯留佳さん(43)
「はい」

店に訪れた大人が、1つ300円のリボンを購入し、子どもたちの1食分を“先払い”。

原則中学生以下の子どもであれば、無料で食事ができる仕組みです。

リボンを利用した親子は・・・

○娘が「フードリボン」を利用
 母親
「どんな子でも気軽に行けるご飯屋さんみたいな感じで広まっていけば、すごく素敵だなと思います」

こちらの親子も。

○息子が「フードリボン」を利用
 母親
「もうちょっと気軽に使ってみようかな、という気持ちになりました」

大人が誰でも参加でき、子どもは誰でも無料で利用することができます。

○櫻井
「始められてどうですか?」

○はるちゃん食堂
 店長 金子 伯留佳さん(43)
「子どもたちの笑顔にいっぱい会えるので、めちゃくちゃ楽しいです」

市川市にある団体が、4年前に始めたこの活動。

きっかけは「子どもの貧困」です。

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