【速報】いわゆる“風邪”「急性呼吸器感染症(ARI)」流行状況の発表始まる

急性呼吸器感染症(ARI)とは、咽頭炎や気管支炎などを含むいわゆる「風邪」ともよばれる症状の総称で、同じ症状をもつインフルエンザや新型コロナウイルスなども含みます。
厚生労働省は今月7日に急性呼吸器感染症を感染症法上の5類に位置づけて調査を開始し、国立健康危機管理研究機構が22日、初となる調査結果を発表しました。
国立健康危機管理研究機構によりますと、今月7日から13日までの1週間に、全国の医療機関から報告された感染者数は1医療機関あたり49.38人だったということです。
調査の意義について福岡資麿厚生労働大臣は「将来的なパンデミックに備え、発生動向を平時から探知することとした」と述べ、「感染症の注意喚起を早期に行い、適切に感染症対策の検討につなげていきたい」としています。
最終更新日:2025年4月22日 11:12