26日午後、神奈川県厚木市で、税務署の職員が強制執行のために70代の男の自宅を訪ねたところ、車で逃走する事件がありました。男は猟銃所持の許可を受けていて、猟銃を持ち出している可能性もあり、行方を追っていましたが、男と接触し、事情を聞いているということです。

警察によりますと、26日正午すぎ、税務署の職員が強制執行のために厚木市の民家を訪ねたところ、住人の70代の男が車で逃走したということです。

男は猟銃所持の許可を受けていて、自宅から猟銃は見つからなかったことから、猟銃を持ち出して逃げた可能性があるということです。

捜査関係者によりますと、およそ1時間後の午後1時ごろには、この男とみられる人物から「話がしたい」と警察署に電話があったということで、警察が秦野市内で男に接触し、事情を聞いています。

人質はいないとみられていますが、猟銃を持っているかどうかも含め、確認を急いでいます。