佳子さま、パラナ日本移民センターを視察 ブラジル滞在5日目
ブラジル滞在5日目、秋篠宮家の佳子さまは、南部ロランジア市にあるパラナ日本移民センターを視察されました。
ブラジルの南部、パラナ州を訪問中の佳子さまは、現地時間の9日午前、ロランジア市にあるパラナ日本移民センターを訪れ、開拓先没者慰霊碑に拝礼されました。
この地域では、1930年代から、コーヒー農場で働くために日本人の移住が始まりました。
移民資料館では、開拓当時の生活用品や当時の写真などの説明を受けながら見てまわり、移住者が日本から持ちこんだカメラを前に、「このカメラを使って展示されている写真を撮られていたんですか?」などと質問されていました。
また、かつてパラナで盛んだったコーヒー栽培に適していた赤土の説明を受けると、「触っても良いでしょうか?」と実際に手に取り、感触を確かめられていました。
9日午後には、パラナ州の知事との懇談などが予定されています。