京都市中心部で国道冠水 水道管に30センチを超える穴…老朽化が原因か
京都市中心部の国道1号で、道路から大量の水があふれ出し、一帯が冠水しました。水道管に30センチを超える穴が開いており老朽化が原因とみられています。
30日午前3時半ごろ、京都市中心部を通る、国道1号・五条通の「五条高倉」の交差点付近で、近くを通りかかった人から「水があふれている」と110番通報がありました。
警察などによりますと、交差点の南側の道路が、幅およそ2メートルにわたり陥没して大量の水があふれ出し、一帯が冠水したということです。近くの住宅では、地下の駐車場に水が流れ込み、車が水没しました。
京都市上下水道局によりますと、およそ65年前に敷かれた水道管が、老朽化で破損したとみられていて、直径30センチを超える穴が開いていました。
周辺では、水道管の取り換え工事を進めていて、この水道管も11月に撤去する予定でした。ことし1月の調査では、水漏れなどは確認されなかったということです。