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県外からも来店 地元で愛される「ご当地スーパー」の魅力とは? 観光地化も…

2025年5月16日 0:04
県外からも来店 地元で愛される「ご当地スーパー」の魅力とは? 観光地化も…

地元で愛される「ご当地スーパー」。ご当地の味を目当てに、県外からも人が訪れ“観光地化”しているスーパーもあるんです。「ご当地スーパー」の魅力を取材しました。

   ◇

創業123年。神奈川県にある「スズキヤ」。漁港直送の新鮮な魚など、地元・神奈川の食材が並んでいます。

お客さん
「近くのおすし屋さんよりスズキヤさんの方がおいしくて。スズキヤで育ちました」

中でも、地元住民やみつきの味が…

スズキヤ
「当社の自家製のおつまみ煮豚。逗子のふるさと納税の返礼品にも選ばれていて」

自社工場で豚ロース肉をコトコト煮て、柔らかく仕上げた自家製「煮豚」(100グラム当たり367円)。この味を求め、総菜売り場は朝からずーっと大にぎわい。

お客さん
「主人用、飲み用、つまみ」

全国ご当地スーパー協会は先日、ご当地の食を競うグランプリの結果を発表しましたが、この煮豚が入賞しました。

このグランプリ、地元発祥や地域限定のスーパーを対象としていて…。

地元の漁師
「スズキヤさんで魚をとってくれていて、コチの仲間なんですけど」

──こんなすぐ届く?

地元の漁師
「地元だから」

ご当地スーパーは、地元の食材をPRする“道の駅”的な役割も。

記者
「お客さんが買ったものをお店の人が詰めている。優しいサービスですね」

地元に寄り添うのも“ご当地スーパー”の魅力です。

地元住民(90代)
「本当にここ助かってね、励まされてね。もうここで気力をもらって帰るって感じ」

   ◇

創業53年。埼玉県春日部市にある「みどりスーパー」。

家族経営の小さな店なのに、ご当地スーパーグランプリの“常連”なんです。

お客さん
「ネーミングセンスが全部おもしろい。かわった商品がいっぱいあって」

「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」という映画のセリフから、「そこらへんの草天丼」(334円)を発売。

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