兵庫県の斎藤知事の疑惑などを調査していた第三者委員会は19日、調査報告書を公表し、複数の行為がパワハラにあたると結論づけました。

第三者委員会の報告書では、斎藤知事による深夜のチャット連絡や机をたたいて叱責した行為など、10件の行為をパワハラと認定しています。

また、元県民局長が告発文書を作成し、マスコミや警察に送付した行為については公益通報者保護法における「3号通報」に該当すると指摘し、告発者を特定した調査を違法としました。

懲戒処分の理由に、文書を作成したことを盛り込んだことは無効であるとしています。

これを受けて、斎藤知事は次のようにコメントしました。

兵庫県・斎藤知事
「反省すべき所は反省していく。改めるところはしっかり改めていくということで、しっかり県政を前に進めていくということが私の責任の果たし方だと」