高崎市の養豚場で豚熱 5400頭殺処分へ
群馬県高崎市の養豚場で家畜伝染病「豚熱(=CSF)」に感染したブタが見つかった問題で、県は27日、対策本部会議を開き、感染拡大防止の取り組みを迅速に進めることを確認しました。
この問題は26日、高崎市の養豚場の子ブタ3頭が「豚熱(=CSF)」に感染していることがわかったものです。27日午前10時から開かれた県の対策本部会議では、山本一太知事や幹部らが集まり、ウイルスの封じ込めや感染拡大防止策などについて話し合いました。
群馬県によりますと、感染が発生した養豚場ではすべてのブタ約5400頭の殺処分を行うことにしています。殺処分は県と自衛隊などによって26日夜から始まり、27日午後3時までに1120頭の殺処分を終えたということです。