10月開始「GoToイート」どう使う?
新型コロナウイルスの新たな感染者が増加傾向となる中、10月1日から様々なことがスタートします。
「GoToトラベル」に東京が追加され、「GoToイート」も始まりました。詳しくお伝えします。
■東京都 新規感染者2日ぶり200人超
10月1日は東京で新たに235人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、2日ぶりに200人を超えました。きのうまでの1週間平均で、新規感染者数と感染経路不明者は先週よりも増えています。一方で、入院患者数は横ばいで、重症者数は減少しています。
(※新型コロナ感染状況に関する情報について、詳しくは動画をご覧ください)
■10月1日から新しく始まったこと
そして、10月になっていろいろと変わるものがあります。
まず、インフルエンザの予防接種が始まりました。10月1日から25日までは65歳以上の高齢者らが優先的に受けることができます。
次に、入国制限の緩和も始まりました。全世界を対象に、留学や仕事などの目的で滞在する外国人に限って、新規の入国が再開しました。観光を目的とした入国は、引き続き認められません。
そして、今日から 「GoToトラベル」の対象に、東京発着の旅行商品が加わりました。また、「GoToイート」も始まりました。
■ 「GoToイート」使うには?
「GoToイート」を使う方法は、大きく分けて2つあります。
1つめは、25%の上乗せがついた食事券を買う方法です。これは地域ごとの販売窓口で買えますが、一番早いのは新潟で、10月5日から発売が始まります。全国では今月上旬以降、順次スタートします。
2つめは、10月1日から始まった「オンライン予約」をしてポイントをもらう方法です。特設サイトが開設されていて、「ぐるなび」や「ホットペッパー」「食べログ」など15のサイトで予約すると、ポイントがもらえます。ただ、それぞれ使いたいサイトに会員登録する必要があります。また、予約サイトの中でも、参加しているお店と参加していないお店があるので注意が必要です。
では、どのように使うのでしょうか。対象のお店をオンラインで予約して食事をします。すると、ランチは1回につき500円分、ディナーは1回1000円分のポイントがもらえます。また、700円分食べても1万円分食べても、一律で1000円分のポイントです。このポイントは、次回の食事から使えます。
■ 「GoToイート」注意点は?
いろいろと注意点があります。
ポイントは、同じ予約サイトで予約すれば、食事したお店とは違うお店でも使えるということです。
1回の予約あたりにもらえるポイントには上限があります。人数は10人分までで、ランチは5000円分、ディナーは1万円分までとなっています。さらに、ポイントをもらえるのは予約した人のみなので、誰が予約するのか話し合ってから行きましょう。期限は食事券の販売もポイント付与も、どちらも2021年1月末までで、使用期限は3月末までです。
ポイントは期間内なら何度でももらえますが、財源には限りがあるので、使い切ってしまったら2021年1月を待たずに終わってしまうかもしれません。
さらに、ポイントはすぐもらえません。サイトによって違っており、早いところでは翌日ですが、1か月後のところもあります。
こうした 「GoToイート」のポイントは、 「GoToトラベル」でもらえる「地域共通クーポン」との併用もできるので、よりお得に使うのもいいかもしれません。
「GoToイート」は、普段インターネットを使い慣れていない人には、多少使いにくい部分もあるかもしれません。そこは家族や友人と助け合って、うまく利用できれば、お財布にも優しく、かつ経済の活性化にもひと役買えそうです。
(2020年10月1日 16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)