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和歌山のパンダ、6月末に中国へ 上野の双子パンダは来年2月が期限…ファンはすでに“悲しみ”

2025年4月25日 21:56
和歌山のパンダ、6月末に中国へ 上野の双子パンダは来年2月が期限…ファンはすでに“悲しみ”

中国への返還が発表された和歌山県のジャイアントパンダ。別れを惜しむファンが集まりました。上野動物園の双子パンダの返還も来年の2月に期限が迫る中、日本からパンダがいなくなる可能性も出ています。

   ◇

和歌山県といえば…。

記者
「ゆっくりとまずはご飯でしょうか」

なんといっても、パンダ。

ただ、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでは4頭のパンダを飼育していますが、6月末ごろ、すべてを中国に返還すると発表しました。

来場者の中には、涙をぬぐいながらパンダを見つめる女性も。

「帰らないでほしい。ここで生まれたんですよ。中国の広い山でひとりぼっちはかわいそうすぎる」

新たなパンダが来る予定はまだないといいますが、施設側は、中国側との協議を続けていくということです。

アドベンチャーワールド 今津孝二園長
「この30年で培って得た経験なり知識がありますので、継続できるように強く私たちも願っております」

   ◇

パンダが姿を消すかもしれない場所は他にも。

記者
「パンダのポストがあって写真を撮る方もいます」

多くの人に愛されてきた、双子のパンダが見られる上野動物園。ある女性は…

記者
「パンダのグッズいっぱいですね、かわいい」

60代
「パンダ見に来る時いろいろ持ってきます」

撮影したパンダの動画も見せてくれました。

60代
「かわいいんですよ、おいしそうに食べるので。タケノコおいしそうに食べていました」

しかし、そのパンダが…。

60代
「日本では会えなくなるので最後に会っておきたい」

双子のパンダ、シャオシャオ(オス・3歳)とレイレイ(メス・3歳)。2頭の中国への返還期限が来年2月に、迫っているのです。

その事実を知り、双子に会いにきているという女性は。

双子パンダファン
「いや…ちょっともう…。上野で生まれてからずっと見守っているので、たくさん思い出ありがとうって感じですね。赤ちゃんの時からいるじゃないですか。生まれた時も双子で感動だったし、2人で授乳する姿も見てきているので、生活の一部みたいな」

双子の親になったような気持ちで、週に3回ほどは動物園へ。心の支えになっているといいます。

約10か月後には、上野でパンダの姿が見られなくなるかもしれない…。そんな思いに駆られてやってきた人は多く…。

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