神奈川県“異臭”「イソペンタン」成分検出
神奈川県内で「異臭」の通報が相次いでいる問題で、神奈川県は14日、横須賀市内で採取された空気を分析した結果、化学物質の「イソペンタン」などの成分が検出されたと発表しました。ただ、発生源などはわかっていないということです。
横須賀市や横浜市では、15日も異臭の通報が相次ぎ、県はひきつづき、15日採取した空気についても分析を進めています。
相次ぐ「異臭」をめぐっては、横浜市で12日に採取された空気から、16日、発表された成分と同様に、ガソリンなどの燃料の蒸発ガスに含まれる「イソペンタン」や「ペンタン」など複数の物質が通常より高い濃度で検出されていましたが、横浜市はただちに健康に影響を及ぼすことはないと説明しています。