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2020年11月2日 19:56

“特命”担った「ヤギレンジャー」 多摩

“特命”担った「ヤギレンジャー」 多摩
(c)NNN

東京・多摩の住宅街にヤギがあらわれました。そこには、今年ならではの、ある“事情”がありました。

東京のベッドタウン「多摩ニュータウン」。その最寄り駅、多摩センター駅。通りかかった人、誰もが一度は足を止める“癒やしの光景”が。

駐車場の中の草むらをヤギがノンビリとお散歩。草を“はむはむ”する光景です。

「都会チックななかにいきなり生き物。ステキですよね、すごいなと」

以前、千葉・佐倉市の線路沿いの斜面にヤギが1匹迷い込んだことはありましたが、2日、多摩にいたヤギは4匹。いったいなぜ、これだけのヤギが東京のベッドタウン・多摩にいるのでしょうか。

新都市センター開発・丹澤高弘さん「傾斜地の草刈りをしてもらっているんです。“ヤギレンジャー”という名前にしました」

多摩地区にある会社が管理する駐車場などを除草する目的で、2014年から毎年放牧している、いわば社の“特命(め~)”を担ったヤギなんです。

草を食べてしまうため、草刈り機の騒音もなく、草の“あと処理”も不要。

地元の人「毎年来ます。すごくみんな楽しみにしているので」

地元の人「今日もいるなって声かけたり。元気だねって」

毎年4月から11月上旬の期間限定で放牧されるというヤギ。地元住民にとっての癒やしとなっていますが、実はここにも今年ならでは、“新型コロナ”の影響が及んでいたのです。

新都市センター開発・丹澤高弘さん「今年はコロナの緊急事態宣言があったということで、6月中旬から除草を開始しました」

緊急事態宣言中にヤギの見物で密ができることを心配し、今年は2か月遅れの仕事始めに。いつもより少し短いヤギの“特命”は、まもなく終わりを迎えます。