大阪・関西万博 雨の開幕初日“熱狂”に密着…各国の目玉は? 「万博グルメ」も【バンキシャ!】
大阪・夢洲で13日に開幕した「大阪・関西万博」。初日だけで14万人以上が訪れる見込みとなっています。行列やパビリオンの建設の遅れなど、懸念されていた課題はどうなったのでしょうか。会場内で注目される場所やグルメも取材しました。【バンキシャ!】
◇
13日午前7時すぎ。バンキシャ!は、万博会場の夢洲(ゆめしま)へ。
バンキシャ!
「開場の2時間前なんですが、ゲートの前にはお客さんがずらっと並んでいます。奥の方まで人・人・人です」
雨にもかかわらず、長蛇の列ができていた。
バンキシャ!
「すごい楽しそうですね」
会社員(20代)
「楽しみにしていました」
バンキシャ!
「きょう、どちらから?」
会社員(20代)
「大阪から」
地元から来ていた20代の会社員。
「始発なので午前5時半ぐらいから(並んでいる)。まずは大屋根リング。夜の噴水ショーを楽しみに」
熱烈な“万博ファン”にも遭遇。
“万博ファン”(70代)
「1970年の大阪万博ね。太陽の塔、あれが(万博)デビュー」
「愛知万博(2005年)、上海万博(2010年)、ミラノ万博(2015年)、それから前回のドバイ万博(2021年~2022年)」
住まいは愛知県だというが…。
“万博ファン”(70代)
「半年間だけ大阪へ1Kのマンション借りて移住です」
「家賃は2万8000円ですから」
184日間、開催される大阪・関西万博。毎日でも行く覚悟だ。
◇
午前8時すぎ。開場前だが、少し疲れた様子の人も。
来場者
「待っているのが長かったですね~つらかったです」
実は、並んでいたのは列の先頭。
バンキシャ!
「何時に来た?」
先頭に並ぶ人
「4月12日(土)の午前10時前です」
バンキシャ!
「本当に1日前に」
先頭に並ぶ人
「はい。開幕の23時間前ですか」
かなりの“強者”。服装にもこだわりが…
「実はミャクミャクを意識して靴下、青です。いま寒いから上着着ているけど、中はこんなミャクミャクファッションです」
その“万博愛”は強く。会場で働きたいと仕事を辞め、千葉から大阪へ。秋まで暮らすという。
その時を待つ大勢の人たち。そして、午前9時。
バンキシャ!
「ついに始まりました。ぞくぞくとお客さんが会場内に入っていきます。中には走っている人もいます」
一番乗りだったあの人も。
バンキシャ!
「何が1番楽しみ?」
先頭に並んでいた人
「万博のエネルギーです」
ミャクミャクのコスプレをする人や、外国人観光客の姿もあった。
オーストラリアから来た人
「とても興奮している」
日本では20年ぶり、大阪では55年ぶりとなる「国際的な祭典」。
テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。シンボルの大屋根リングの内外に、日本や海外のパビリオンが立ち並び、158の国と地域が参加する「大阪・関西万博」。
まず来場者の多くが向かったのは、インフォメーションセンター。行列の先で販売していたのは…
バンキシャ!
「マップが、どんどん売れていきます」
会場内のパビリオンや食事処などがわかるマップだ。
来場者
「200円で1部」
「記念に持って帰りたい」
◇
バンキシャ!は、海外パビリオンがあるエリアへ。
「フランス館も長い行列ができています」
フランス館は、高級ブランド、ルイ・ヴィトンのトランクが敷き詰められた空間など“職人技”に焦点をあてた展示が特徴だ。
アメリカ館も人気で、宇宙探査などをテーマに1972年、アポロ17号が月で採取した「月の石」が目玉。
アメリカ館に1番乗りした人
「楽しかったですよ。ロケットにのって宇宙まで行くリアルな感じ」
こちらの2人は…
来場者
「フランスにするかアメリカにするかって悩んで、やっぱりアメリカ」
「月の石かなと。絶対に見とかないといけない」
バンキシャ!
「見た感想は?」
来場者
「石!本当に石って感想」
「飾ってあったから、これかって」
◇
他にはこんなパビリオンも。プロデューサーを務めた、慶応義塾大学医学部教授の宮田裕章さんが案内してくれた(9日)。
バンキシャ!
「なんか、外観?建物感は、あまりない感じですね」
天井も壁もない、異色のデザイン。(Better Co-Being/宮田裕章氏)
シグネチャーパビリオン プロデューサー 宮田 裕章 氏
「大屋根リングともつながるテーマ。同じ空を見ながらどう共に歩むのか、象徴的に示した建造物」
つり下げられているのは、“クリスタル”。ここに雨が降ると…
宮田さん
「あそこに虹がでました」
バンキシャ!
「ほんとだ」
虹が出るという仕掛けだ。天気によって見え方が変わるクリスタルで、多様性を表現したのだという。
◇
13日正午前には…
バンキシャ!
「大屋根リングの上、人がすごいことになっている。これだけの人が集まるとすごいですね」
そのお目当ては、航空自衛隊「ブルーインパルス」。午前11時42分、関西空港を出発。正午ごろからのおよそ15分間、万博会場の上空で展示飛行を披露する予定、だったが…
アナウンス
「本日のブルーインパルスの展示飛行ですが、中止となりました」
天候不良で飛行中止に。
来場者
「すごく残念でした。楽しみにしていたけど」
◇
そして、“万博グルメ”も注目の1つだ。ランチ時、次々と注文が入っていたのは、神戸牛をふんだんに使った「究極のえきそば(3850円)」。万博限定でその値段も話題となったが、せっかく来たのならと、多くの人が味わっていた。
究極のえきそばを注文した人
「高いのは高いけど、1回だけなので。お肉もおいしかったです」
しかし、飲食店の外では…
スタッフ
「(正午すぎ)1時間半から2時間待ち」
バンキシャ!
「すごい大人気ですね」
“史上最大規模”の店舗を出店した回転ずしチェーンにも長い列。
70の国と地域の代表的な料理が楽しめるが、正午時点で「約292分待ち」となっていた。
*4月13日放送「真相報道バンキシャ!」より
◇
13日午前7時すぎ。バンキシャ!は、万博会場の夢洲(ゆめしま)へ。
バンキシャ!
「開場の2時間前なんですが、ゲートの前にはお客さんがずらっと並んでいます。奥の方まで人・人・人です」
雨にもかかわらず、長蛇の列ができていた。
バンキシャ!
「すごい楽しそうですね」
会社員(20代)
「楽しみにしていました」
バンキシャ!
「きょう、どちらから?」
会社員(20代)
「大阪から」
地元から来ていた20代の会社員。
「始発なので午前5時半ぐらいから(並んでいる)。まずは大屋根リング。夜の噴水ショーを楽しみに」
熱烈な“万博ファン”にも遭遇。
“万博ファン”(70代)
「1970年の大阪万博ね。太陽の塔、あれが(万博)デビュー」
「愛知万博(2005年)、上海万博(2010年)、ミラノ万博(2015年)、それから前回のドバイ万博(2021年~2022年)」
住まいは愛知県だというが…。
“万博ファン”(70代)
「半年間だけ大阪へ1Kのマンション借りて移住です」
「家賃は2万8000円ですから」
184日間、開催される大阪・関西万博。毎日でも行く覚悟だ。
◇
午前8時すぎ。開場前だが、少し疲れた様子の人も。
来場者
「待っているのが長かったですね~つらかったです」
実は、並んでいたのは列の先頭。
バンキシャ!
「何時に来た?」
先頭に並ぶ人
「4月12日(土)の午前10時前です」
バンキシャ!
「本当に1日前に」
先頭に並ぶ人
「はい。開幕の23時間前ですか」
かなりの“強者”。服装にもこだわりが…
「実はミャクミャクを意識して靴下、青です。いま寒いから上着着ているけど、中はこんなミャクミャクファッションです」
その“万博愛”は強く。会場で働きたいと仕事を辞め、千葉から大阪へ。秋まで暮らすという。
その時を待つ大勢の人たち。そして、午前9時。
バンキシャ!
「ついに始まりました。ぞくぞくとお客さんが会場内に入っていきます。中には走っている人もいます」
一番乗りだったあの人も。
バンキシャ!
「何が1番楽しみ?」
先頭に並んでいた人
「万博のエネルギーです」
ミャクミャクのコスプレをする人や、外国人観光客の姿もあった。
オーストラリアから来た人
「とても興奮している」
日本では20年ぶり、大阪では55年ぶりとなる「国際的な祭典」。
テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。シンボルの大屋根リングの内外に、日本や海外のパビリオンが立ち並び、158の国と地域が参加する「大阪・関西万博」。
まず来場者の多くが向かったのは、インフォメーションセンター。行列の先で販売していたのは…
バンキシャ!
「マップが、どんどん売れていきます」
会場内のパビリオンや食事処などがわかるマップだ。
来場者
「200円で1部」
「記念に持って帰りたい」
◇
バンキシャ!は、海外パビリオンがあるエリアへ。
「フランス館も長い行列ができています」
フランス館は、高級ブランド、ルイ・ヴィトンのトランクが敷き詰められた空間など“職人技”に焦点をあてた展示が特徴だ。
アメリカ館も人気で、宇宙探査などをテーマに1972年、アポロ17号が月で採取した「月の石」が目玉。
アメリカ館に1番乗りした人
「楽しかったですよ。ロケットにのって宇宙まで行くリアルな感じ」
こちらの2人は…
来場者
「フランスにするかアメリカにするかって悩んで、やっぱりアメリカ」
「月の石かなと。絶対に見とかないといけない」
バンキシャ!
「見た感想は?」
来場者
「石!本当に石って感想」
「飾ってあったから、これかって」
◇
他にはこんなパビリオンも。プロデューサーを務めた、慶応義塾大学医学部教授の宮田裕章さんが案内してくれた(9日)。
バンキシャ!
「なんか、外観?建物感は、あまりない感じですね」
天井も壁もない、異色のデザイン。(Better Co-Being/宮田裕章氏)
シグネチャーパビリオン プロデューサー 宮田 裕章 氏
「大屋根リングともつながるテーマ。同じ空を見ながらどう共に歩むのか、象徴的に示した建造物」
つり下げられているのは、“クリスタル”。ここに雨が降ると…
宮田さん
「あそこに虹がでました」
バンキシャ!
「ほんとだ」
虹が出るという仕掛けだ。天気によって見え方が変わるクリスタルで、多様性を表現したのだという。
◇
13日正午前には…
バンキシャ!
「大屋根リングの上、人がすごいことになっている。これだけの人が集まるとすごいですね」
そのお目当ては、航空自衛隊「ブルーインパルス」。午前11時42分、関西空港を出発。正午ごろからのおよそ15分間、万博会場の上空で展示飛行を披露する予定、だったが…
アナウンス
「本日のブルーインパルスの展示飛行ですが、中止となりました」
天候不良で飛行中止に。
来場者
「すごく残念でした。楽しみにしていたけど」
◇
そして、“万博グルメ”も注目の1つだ。ランチ時、次々と注文が入っていたのは、神戸牛をふんだんに使った「究極のえきそば(3850円)」。万博限定でその値段も話題となったが、せっかく来たのならと、多くの人が味わっていた。
究極のえきそばを注文した人
「高いのは高いけど、1回だけなので。お肉もおいしかったです」
しかし、飲食店の外では…
スタッフ
「(正午すぎ)1時間半から2時間待ち」
バンキシャ!
「すごい大人気ですね」
“史上最大規模”の店舗を出店した回転ずしチェーンにも長い列。
70の国と地域の代表的な料理が楽しめるが、正午時点で「約292分待ち」となっていた。
*4月13日放送「真相報道バンキシャ!」より
最終更新日:2025年4月14日 10:07