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都議会自民党 不記載都議「問題点を認識せず継続」会計管理の“見える化”を検討

2025年4月16日 21:23
都議会自民党 不記載都議「問題点を認識せず継続」会計管理の“見える化”を検討

都議会自民党の政治資金パーティー収入の不記載問題を受けて東京都議会に設置された「政治倫理条例検討委員会」は16日、都議会自民党の小宮あんり都議を参考人として招致し、意見聴取をおこないました。

小宮都議は、不記載があった2022年の政治資金パーティー開催当時に幹事長を務めていて、自身の政治資金収支報告書にも不記載がありました。

小宮都議は冒頭で、「都民の皆様、議会の皆様にも、 大変なお騒がせとご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫びを申し上げます」と謝罪しました。

パーティー収入を政治資金収支報告書に記載しなかった理由については「いつから始まり、誰の指示であったかは確認できなかった」「問題点を認識せず継続してきた責任は私たちにある」と述べ記載しない運用について、違法性の認識はなかったということです。

また、「都民は真相究明を求めている」という委員からの問いに対して小宮都議は「過去のことをすべてこの場でさらして深い協議をする以外に話し合うべきことがある」として、委員会では、政治倫理条例の制定に向けた議論をすべきだと主張しました。

一方、議会活動をおこなう会派としての収支報告書は公開の義務はありませんが、都議会自民党は、今後、会計管理を“見える化”するなど方策を検討しているとしています。

委員会は、不記載があった2019年の政治資金パーティー開催当時に幹事長だった鈴木章浩都議からの意見聴取も予定しています。

最終更新日:2025年4月16日 21:23
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