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国内“初確認”から1年 収束見通したたず

2021年1月15日 12:02
国内“初確認”から1年 収束見通したたず

国内で新型コロナウイルスの感染者が初めて出てから15日で1年です。感染の拡大はむしろ加速し、収束の見通しがたたない状況です。また、東京都など1都3県では緊急事態宣言から15日で1週間となりますが、宣言の発出前と比べ、人出は大きくは減っていない状況です。

1都3県の緊急事態宣言から1週間がたちましたが、15日午前8時ごろの品川駅では、コートを着た多くの通勤客の姿がみられました。

60代会社員「(人出の減りは)本当若干ですよね。でも朝と夕方はあんまり変わらないかな」

30代看護師「もう少し意識レベルを上げて徹底してやっていかないと変わらないのかなと思ってしまう。医療者の立場からしても、もう1歩みんな頑張ってやってほしいなという切実な思いはありますね」

携帯電話の位置情報の解析から14日の午後9時台の人出を宣言前の今月5日の同時間帯と比べると、都営大江戸線の六本木駅で1.5%の増加、JR京浜東北線の浦和駅で増減なし。JR山手線・新橋駅で2.1%の増加、一方で、JR新宿駅や池袋駅では10%以上の減少となっていました。

場所によって差はありますが、一様に人出が減っている訳ではない状況となっています。