３度目の緊急事態宣言が発出されて、最初の平日となった２６日の東京都内の人出は、前の週と比べて、昼夜ともに多くの地点で減少していました。

午前８時ごろのＪＲ品川駅の様子です。２７日もマスク姿の通勤客の姿が多くみられます。

通勤客（６０代）「昨日は特に多かったような気がします。今日、それに比べれば少ないですかね」

アルバイト（２０代）「これまで（緊急事態宣言を）出したときは効果があったように見えたので、今回も、少しは効果あるんじゃないかと思います」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、都内の繁華街に近い駅周辺の２６日の午後０時台の人出を、１週間前の１９日（月）と比べると、表参道駅でプラス１０．４％など、一部増加している駅もみられますが、銀座駅で１３．４％減少するなど、データが公開されている１５の駅のうち、１２の駅周辺で減少していました。

一方、午後９時台の人出は、池袋駅で１７．１％、新宿駅で１３．４％減少するなど、こちらも１５の駅のうち、１２の駅周辺で減少していました。