東京340人 先月12日以来の300人台
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が続く東京都内で、新たに340人の感染が確認されました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの340人で、感染者が300人台となるのは、先月12日以来です。
また、11日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、減少傾向が続いています。都内にある大学の寮では、学生10人の集団感染が確認されました。重症者は7人増えて68人でした。
都の担当者は、「ピークアウトしたとはまだ言えない。いつ増加してもおかしくない状況ではあるので、継続した感染対策が重要だ」と話しています。
一方、インドでまん延する「L452R」変異株に男性5人が感染していました。感染が確認されたのは、30代と40代の男性5人で、海外渡航歴はありませんが、10数人で同居していて、この中に南アジアに渡航歴がある人がいました。
都内で「L452R」変異株のクラスターが確認されるのは初めてです。都内の「L452R」変異株の感染者は18人となりました。