【速報】愛子さま、被災地・和倉温泉を視察 伝統ある祭りの「山車」もご覧
能登半島地震の復興状況視察のため、石川県を訪れている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、七尾市の和倉温泉を訪問されています。
愛子さまは18日午後5時すぎから、七尾市にある「七尾市和倉温泉お祭り会館」を視察されています。
こちらでは、和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会の多田健太郎代表や、会員の奥田一博さん、宮田清孝さんから温泉旅館のまちづくり復興プランについて説明を受けられています。
和倉温泉は20館の旅館がありますが、能登半島地震以降、先月28日時点で15館が休業したままだということです。
こちらは、愛子さまが、毎年5月上旬に行われる祭り「青柏祭」で使用される「でか山」という巨大な山車をご覧になる様子です。
「でか山」は高さ12メートル、重さは20トンあり、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
ここでは、七尾市の茶谷義隆市長から祭りの再興に向けた取り組みについて説明を受けられます。
今年のゴールデンウイークは、2年ぶりに青柏祭の曳山行事が行われ、「でか山」が七尾市の街中を巡行しました。
茶谷市長は、少しずつ進む祭りの復興について、愛子さまに説明しているものとみられます。
愛子さまは、このあと、金沢大学のボランティアサークルの学生らと懇談されます。
愛子さまは去年4月から、日本赤十字社の青少年・ボランティア課に勤務されています。
愛子さまの被災地訪問と石川県訪問は初めてで、19日は志賀町を訪問されます。