小6生の将来の夢 ユーチューバーが人気
小学6年生の「将来就きたい職業」に「ユーチューバー」と「声優」の人気が急上昇しました。
ランドセル素材の製造などを手がける「クラレ」が、この春、小学校を卒業した男女約1000人に実施したアンケートの結果が、9日発表されました。
男の子の1位は、去年に続き「スポーツ選手」でした。2位は「研究者」(去年4位)、3位は「教員」(去年10位)で、いずれも去年から順位を上げました。また、「ユーチューバー」が、去年の16位から大きく順位を上げ、過去最高の4位に入りました。
女の子の1位は「看護師」、2位は「教員」、3位は「保育士」でした。8位にランクインした「芸能人・歌手・モデル」は、去年の14位から大きく順位を上げ、その内訳は「声優」が最も多く48%を占めました。
「クラレ」は、「人気のアニメ作品など、多方面で活躍する声優に憧れる子供が増えている」と分析しています。コロナ禍で行われたアンケート調査でしたが、女の子では1位の「看護師」の他にも6位の「薬剤師」、同率9位の「医師」と「医療関係」の四つの医療職が入りました。
一方で、男の子では「医師」が、去年の2位から9位へと順位を落としました。