「岩下の新生姜」苦渋の決断…巾着型を変更

さっぱりとした味わいがごはんにぴったりの「岩下の新生姜」。1987年の発売以来30年以上、巾着型のパッケージで親しまれてきましたが、今月パッケージを巾着型から平たい袋に変更、苦渋の決断だったといいます。
岩下和了代表取締役社長「(巾着型は)非常に愛していただいているスタイルだったので、なくしてしまうのは本当にいいことなのかという葛藤は非常にありました」
なぜパッケージを変えることになったのでしょうか。
岩下和了代表取締役社長「類似品が非常に多く出回って」
原因は「類似品」。客から「間違えて類似品を購入してしまった」といった苦情が相次いでいたといいます。
岩下和了代表取締役社長「(類似品について)残念には思いつつも、泣き寝入りのようなことを繰り返してきたけれど、それは私どもだけの問題ではなくて、お客様もまた迷惑を被っているんだと」
類似品を販売している会社に警告書を送るなどしてきましたが、解決せず、パッケージを間違えづらいものに変える決断をしたといいます。
岩下和了代表取締役社長「お客様の目印になるかなと思って、ずっと続けていたものだったんですけど、逆にそれがまねられてしまっている現状もありますので」
新しいパッケージの商品は来週から出荷されるということです。