去年生まれた子ども、統計開始以来“過去最少”に
去年1年間に生まれた子どもは、統計開始以来、最も少なくなりました。
厚生労働省の人口動態統計速報によりますと、去年、生まれた子どもは72万988人で、2023年より5%、およそ3万7000人少なく、9年連続で過去最少を更新しました。
一方、死亡数は過去最多で、およそ162万人に上り、死亡数から出生数を引いた人口の自然増減数は89万7696人と、過去最大の下げ幅でした。
また婚姻数は、およそ50万組で、2023年から1万組以上増えたものの、戦後2番目の少なさです。出生数、婚姻数ともに、東京都、大阪府、神奈川県の順で多い結果となりました。
厚労省は少子化対策として、「若い世代の所得を増やし、共働き・共育てを推進するなどして、子育て支援に取り組んでいきたい」としています。
最終更新日:2025年2月27日 14:30