保育園でヒスタミン食中毒 園児17人発症
東京都は、武蔵村山市の保育園でヒスタミンによる食中毒が発生し、園児17人が発症したと発表しました。全員、軽症だということです。
東京都によりますと、ヒスタミンによる食中毒が発生したのは武蔵村山市の保育園で、先月29日午前11時半ごろ、1歳から3歳の園児17人に発疹や顔面が赤くなるなどの症状が現れたということです。いずれも軽症です。
ヒスタミン食中毒とは、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類やその加工品を食べることによって発症するアレルギーのような食中毒です。
17人は園内で作られた給食を食べていて、保健所は、給食に含まれていたさんまの梅みそ焼きが原因としています。
都は、園に5日から4日間の給食の供給停止の処分を行いました。都内でヒスタミンによる食中毒が確認されるのは去年11月以来となります。