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都コロナ分析会議「今後の動向注目すべき」

2021年11月11日 16:13
都コロナ分析会議「今後の動向注目すべき」

東京都は、新型コロナの感染状況を分析する会議を開き、専門家は、感染者は低い水準で抑えられているものの、増加比が100%を超えたことに「今後の動向に注目すべき」と指摘しました。

国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師「感染者数が一定程度に収まっていると思われる。新規陽性者数の7日間平均は横ばいであります。ただ増加比は100%を超えています。今後の動向に注目すべきであります」

都内の感染者の7日間平均は、4週連続して50人を下回り、低い水準に抑えられています。ただ、前の週との増加比が100%を超えて、113.5%となったことから、専門家は、「今後の動向に注目が必要だ」と指摘しました。

また、年末に向けて、クリスマスや忘年会、帰省など会食の機会が増えることから、感染対策の徹底を呼びかけました。

東京都医学総合研究所・西田淳志センター長「(夜間滞留人口は)宣言の解除や時短要請の終了に伴い段階的に増加。昨年10月末ごろと比べると、依然として2割程度低い水準で推移している。第5波以降、若い方々の行動が以前より慎重になっている」

繁華街の夜間の人出は、去年の同じ時期に比べ2割程度減少していて、特に若年層については、先月末のハロウィーンでも、24%低くなりました。

一方、過労を理由に入院し、今月2日に退院した小池知事は、会議を欠席し、自宅で静養中だということです。

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