【あすの全国天気】北陸で“9月初の38℃”予想も…都心は真夏日“過去最多”に並ぶか
【あす9月1日(金)全国天気】
・ポイント
9月のスタートも体温超えの記録的猛烈残暑か
先島諸島に台風11号が近づく
台風12号は北上を続ける
九州北部(長崎県)と北海道は大雨警戒
9月1日(金)も、北陸や東北を中心に、体温超えの記録的に猛烈な残暑の所があるでしょう。
予想最高気温は、山形、福島、会津若松、新潟県津川で38℃となっていて、いずれも9月としては初の38℃以上となる予想です。また、秋田県横手、富山県伏木、富山で37℃、熊谷、甲府、金沢、京都で36℃など、9月とは思えないような残暑となるでしょう。
東京都心は35℃の予想で、猛暑日となれば、ことし23日目となり、真夏日は58日連続、ことし71日目となります。真夏日の日数は2010年と並び、1日で過去最多となります。
一方、前線が日本海側にのび、活動が活発となるでしょう。雨雲がかかりやすい九州北部や北海道では、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。
特に九州北部の長崎県では、ライン状の活発な雨雲がかかり、予想以上の大雨となるおそれがあります。雨の降り方に十分な警戒が必要です。
また、台風11号が強い勢力に発達しつつ、沖縄地方に向かって、西進するでしょう。9月2日(土)には石垣島など、先島諸島付近を通過する見込みで、暴風、高波、大雨などに警戒が必要です。
一方、台風12号は1日にかけて、暴風域を伴う台風となり、北西方向へ進むでしょう。ただその後は発達することなく、むしろやや衰弱しながら進む見込みで、2日(土)から9月3日(日)にかけて、小笠原諸島を通過する見込みです。
その後は熱帯低気圧に変わるため、台風12号が本州付近に近づく可能性はほとんどありませんが、週末から週明けにかけて、湿った空気の影響で、太平洋側で雨脚の強まる所があるかもしれません。2つの台風の動きに、注意、警戒が必要です。
【予想最低気温()内は前日差と季節感】
札幌 25℃(+1 熱帯夜)
青森 25℃(±0 熱帯夜)
仙台 23℃(-3 真夏)
新潟 25℃(-3 熱帯夜)
東京都心 26℃(±0 熱帯夜)
名古屋 25℃(-1 熱帯夜)
大阪 26℃(-1 熱帯夜)
広島 26℃(-2 熱帯夜)
高知 26℃(+1 熱帯夜)
福岡 27℃(±0 熱帯夜)
【予想最高気温()内は前日差と季節感】
札幌 28℃(-3 真夏)
青森 35℃(+3 猛暑)
仙台 34℃(±0 真夏)
新潟 35℃(-2 猛暑)
東京都心 35℃(+1 猛暑)
名古屋 34℃(±0 真夏)
大阪 35℃(+1 猛暑)
広島 32℃(±0 8月下旬)
高知 33℃(+3 真夏)
福岡 32℃(±0 8月下旬)