石川県の能登地方を襲った記録的な大雨では、1人が死亡、12人の行方や安否がわからなくなっています。捜索が行われていた現場から最新情報です。

こちらは21日に氾濫した塚田川です。この場所には、上流から流れてきた倒木や木造家屋のガレキが大量に積み上がっていて、行方不明者がいないか、2時間ほど前まで捜索が続いていました。

住民の1人は、「まるで津波のような濁流が突然押し寄せた」と、その恐怖を語っています。

警察によりますと、この川沿いでは、住宅3軒が濁流にのまれ、中学生1人を含む4人が行方不明になっているということです。

大雨が襲った当時の状況についてご家族に話を聞いたところ、中学生は自宅にいて、外に避難しようとしたところ、すでに浸水が始まっていたため、2階に避難。その後、家が流されてしまったということです。

こちらは中学生の自宅から、800メートルほど下流に位置しますが、この場所から女子中学生の写真や、きょうだいの持ち物が見つかっています。ご家族が一刻も早い救出を待ち望んでいます。

＊9月22日放送「真相報道バンキシャ！」より