東京税関は2024年に輸入を差し止めたコピー品など知的財産侵害物品の点数が過去最多の約73万点になったと発表しました。

7日に公開されたのは、パリ五輪の金メダルに多くのスニーカー。これらはすべて偽物で、東京税関が差し止めたものだということです。

東京税関によりますと、2024年に輸入を差し止めたコピー品などの「知的財産侵害物品」は、過去最多の約73万点にのぼり、このうちの約6割は中国から発送されたものでした。

最も多く差し止められたのは、たばこ及び喫煙用具で、全体の約4分の1を占めています。

差し止められた物の中にはサプリメントや浄水器用のカートリッジ、電動工具や自動車用のエアバッグなどもあり、健康や安全を脅かす危険性のある物が増加傾向にあるということです。

東京税関は、正規販売店での購入を呼びかけています。