上皇后さま 上皇さまを約5時間半にわたりお見舞い 昼は病院内で食事を共に 東大病院
心臓の精密検査のため6日から東大病院に入院中の上皇さまを7日、上皇后さまが約5時間半にわたり見舞われました。
上皇さまの心臓の検査は7日の午前・午後とも行われたということです。
上皇后さまは7日午前11時半ごろ、東京・文京区の東京大学医学部附属病院を訪れ、入院中の上皇さまを見舞われました。
その後、午後5時すぎに病院からお住まいの仙洞御所に戻られました。
側近によりますと上皇さまの検査は6日入院後から始まり、7日も午前・午後と心臓の状態を知るために必要な検査を受けられたということです。
上皇さまは、現在も自覚症状はなく落ち着いて過ごしていて、病院の食事を食べられているということです。
また上皇后さまも、7日の昼は病院内で食事を共にしたということで、上皇さまの検査中は別の部屋で控えられていたということです。
側近によりますと、上皇后さまは、おそばにいて上皇さまをお支えしたいという気持ちを強く持ちながら、上皇さまのことを案じられているということです。
91歳の上皇さまは、先月中旬、定期健診で冠動脈から心臓の筋肉への血流が不十分になる「心筋虚血」が疑われる所見がみられ、再検査でもその可能性が高いと診断されたため6日、東大病院に検査入院されました。
入院期間は数日かかる見通しです。