×

大阪・関西万博2日目 「空飛ぶクルマ」に歓声 初日の一般来場者約12万人…混雑など課題も

2025年4月14日 16:28
大阪・関西万博2日目 「空飛ぶクルマ」に歓声 初日の一般来場者約12万人…混雑など課題も

13日開幕した大阪・関西万博は、14日から各国が文化を発信する「ナショナルデー」が始まるなど、多くのイベントでにぎわっています。

14日からは、万博に参加する国や地域ごとに割り当てられた特別な一日、「ナショナルデー」が始まり、トルクメニスタンが第一号となりました。昼前に行われた式典には、トルクメニスタンの大統領が来賓として招かれ、「日本との交流をさらに続けていきたい」と語りました。ステージでは、伝統的な衣装をまとった人々がダンスを披露し、盛り上がっていました。

また、13日に悪天候のため中止となった「空飛ぶクルマ」のデモンストレーション飛行が行われ、機体が飛び立った瞬間には、来場者から大きな歓声が上がりました。

観客
「こんな簡単に空を飛ぶなんて驚きました。パイロットが手をはなして飛んでいましたよね」「すごかった。未来の感じがあった」

――2日目ですが、初日と変化はありましたか?

13日は悪天候もあり早めに帰宅する人もいて、会場の最寄り駅では一時、入場制限がかかるなどの状況もありましたが、14日は大きな混乱はみられていません。

万博協会によりますと初日の13日は、一般の来場者は12万人近くに上りました。駅と直結する東ゲート付近を中心に、日中、スマートフォンがつながりにくい状況が続き、入場用のQRコード画面を表示することができず、入場が滞る事態となりました。

14日はその対策として、朝から通信環境を強化する対策をとる車がきていました。スタッフが来場者にQRコードをスクリーンショットして保存するよう呼びかけていました。

14日からは小学生らを無料招待する大阪府の事業も始まっていて、子どもたちが楽しそうに会場を回る姿もみられました。

最終更新日:2025年4月14日 16:28