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関東26日(水)は春先取りの暖かさ 気温上昇と共に花粉も本格化か

2025年2月26日 14:32
関東26日(水)は春先取りの暖かさ 気温上昇と共に花粉も本格化か

26日(水)の関東は前日以上に気温が上がり、東京都心では午後1時半までに17.1℃と今年一番の暖かさを記録し、春先取りの陽気となっています。今後、週末にかけて気温はさらに上がりますが、週明けは再び真冬並みの寒さが予想され、寒暖の差が激しくなりそうです。

■日差したっぷり“春先取り”の暖かさ

26日(水)の関東は朝から青空が広がり、日差しがたっぷりと降り注いでいます。さらに、南寄りの暖かな風も吹き込んでいるため、気温はぐんぐん上昇し、東京都心では午後1時半までに17.1℃と、今年一番の暖かさを記録しています。午後1時半までの最高気温は、宇都宮で16.3℃、水戸で16.7℃、熊谷で17.9℃、横浜で17.4℃と、各地で4月並み、春先取りの暖かさとなっています。

■気温上昇+乾燥で花粉の飛散が本格化

ただ、気温の上昇と共に心配されるのが「スギ花粉」です。日本気象協会発表の花粉情報によると、26日(水)は前橋、宇都宮、さいたま、東京都心、横浜、千葉など関東の各地で花粉が「やや多く」飛散する予想です。

空気もカラカラに乾燥していますので、花粉が湿気を吸わず、さらに気温の昇温により上昇気流が発生しやすくなっていますので、スギの木が多い山から離れた都市部にまで花粉が飛散しやすい状況になっていると考えられます。

花粉症の方は、マスクやメガネなどで花粉との接触をなるべく減らし、帰宅後は早めに手や顔を洗うようにしましょう。また、掃除や洗濯方法でも花粉の室内への侵入や巻き上げを減らすことができます。

■「春本番」から「真冬並み」寒暖の変化激しく

この先、関東は一段と気温が上がる予想で、東京都心を例にみると、28日(金)は18℃、3月1日(土)は20℃、2日(日)には21℃と、一気に春本番の暖かさになりそうです。

ただ、この暖かさは長くは続きません。2日(日)には日本海側から雨が降り出し、3日(月)にはこの雨雲が関東にも広がる見込みで、気温も急激に下がって、3日(月)は14℃、4日(火)には最高気温が7℃と真冬並みの寒さ。関東南部は雨でも、北部では雪の混じる所もありそうです。

この先は一日の、そして日ごとの寒暖の差が非常に大きくなりますので、体調管理には十分お気をつけください。

最終更新日:2025年2月26日 15:23