「ピーピー泣くな」“粘着テープ”で児童を固定した女性教諭が不適切発言 テープ巻かれた児童は… 静岡市
わずか1週間ほどで、同じ女性教諭による“2つの不適切な行為”が明かになりました。
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28日、静岡市教育委員会が会見を開きました。
静岡市教育委員会 教職員課 神谷孝之課長
「(女性教諭は)泣いている児童を指導する際に『涙を流すんじゃない』『ピーピー泣くんじゃない』と言ったことがあるとも答えた」
静岡市の小学校に勤める50代の女性教諭は、4月下旬から5月初旬ごろ、教室が騒がしい時に「うるせー」と複数回怒鳴り、泣いている児童に対しては「ピーピー泣くんじゃない」と“不適切な発言”を繰り返していたといいます。
この女性教諭を巡っては、23日に“不適切な指導”も明かになっていました。
4月下旬、低学年クラスの授業中に50代の女性教諭は、席を離れた児童に口頭で注意しましたが、席に戻らなかったため、児童の太ももを粘着テープで数分間にわたって椅子に固定する“不適切な指導”を行ったといいます。
28日の会見で静岡市教育委員会は、4月下旬の“不適切な指導”の詳細についても明らかにしました。
静岡市教育委員会 教職員課 神谷孝之課長
「児童は当該教諭が『テープを巻いていいか』という言葉を“笑いながら言っていた”と感じたため、『巻いてもいいよ』と言ったと教頭に話しています。児童は『まさか先生が本当にやるとは思わなかった。はがす時に痛かった』と話しているということです」
非公開で行われた28日の保護者説明会には、50代の女性教諭も出席しました。「児童に怖い思いをさせた。本当に申し訳なかった」と謝罪したということです。