運転手の男性「急に火が出た」4歳児乗せた車が炎上…“爆発”も 首都高速
29日、東京・港区の首都高速上の浜崎橋ジャンクションで乗用車1台が燃える火事がありました。
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29日午後3時半ごろ、東京・港区の首都高速道路で撮影されたのは、激しく炎上する車です。車全体が炎に包まれ、噴き出した煙は、すぐ上の道路を通る車を覆い隠すほど。燃え上がる車の後ろでは、バスが立ち往生していました。さらに…
「いま爆発した」
車の前方が爆発する様子も。
動画の撮影者
「車の大きさ以上の炎があがっていた。黒い煙もかなり立ちのぼっていたので、ちょっとただ事ではないなって感じでした」「前のボンネットのところから、結構大きく爆発音とともに赤い火が立ちのぼって、黒い煙も一気にそこから、どっと出ましたね。ぼんっていう、短めの大きい強い音みたいな感じ」
現場は首都高速の浜崎橋ジャンクション。午後3時20分ごろ、運転手の男性から「自分の車から急に火が出た」と通報がありました。
警視庁によると、出火当時、車に乗っていたのは、運転手の男性(45)と4歳の女の子の2人。いずれも避難し、けがはありませんでした。
動画の撮影者
「結構、火が強い状態で消防隊員も来たので、消火する前にドア開けて、中に人がいないかを確認していた」
火は約1時間20分後に消し止められましたが、首都高の下の一般道で、1人が煙を吸って気分が悪くなり、病院へ搬送されたということです。
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運転中の車から、なぜ突然、火が出たのでしょうか…?
専門家によると、エンジン系のトラブルの可能性が高いといいます。そしてこの場合、自分で火元の確認などはせず、すぐに車から離れて、安全な場所まで避難することが大事だということです。
警視庁や東京消防庁は、詳しい出火の原因を調べています。
(11月29日放送『news zero』より)