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“エコ”フライパン 高濃度COに注意を

2015年3月26日 12:36
“エコ”フライパン 高濃度COに注意を

 NITE(=製品評価技術基盤機構)が、エコをうたったフライパンは排出される一酸化炭素の濃度が高いとして注意を呼びかけた。

 NITEが行った実験映像では、4畳半の締め切った部屋でフライパンを使用したところ、約8分で警報器が鳴った。エコをうたったフライパンは底面が加熱性を高める構造になっているため不完全燃焼を起こしやすく、一酸化炭素の濃度が上がるとみられている。NITEは使う際は十分な換気を行い、リコール対象製品の使用は止めるよう呼びかけた。

 一方、NITEは電源コードを「ねじり接続」して火災が相次いでいるとして、電源コードを改造したり加工したりしないよう呼びかけた。今月16日には神奈川県で、このねじり接続が原因とみられる火災で2人が死亡している。