去年8月、中部国際空港で、5300万円相当の金塊を飛行機の座席の下に隠し、密輸しようとしたなどとして韓国籍の男2人が逮捕・送検されました。

関税法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、いずれも韓国籍のイ・ジュンギュ容疑者とソン・ジンファ容疑者の男2人です。

名古屋税関などによりますと、2人は共謀し、去年8月、台湾から金塊約6キロ、5300万円相当を密輸し、消費税など約530万円を免れようとした疑いがもたれています。

イ容疑者が台湾から持ち込んだ金塊を飛行機の座席の下に隠し、ソン容疑者が、その後、国内線に切り替わった機体の同じ座席を予約し、回収しようとしたとみられています。

金塊は、国内線に切り替わる際の機内検査で、税関職員により発見されました。

警察は2人の認否を明らかにしていません。