岐阜県瑞浪市でリニアのトンネル工事現場近くの井戸などの水位が低下し、付近の地面も低下している問題で、JR東海は18日、一般住宅への影響がないか調査を始めました。

岐阜県瑞浪市にあるリニア中央新幹線のトンネル工事の現場近くでは少なくとも12か所で地面が低くなっているのが確認されています。

これを受けJR東海は18日、現場近くの約60世帯を対象に、壁にひび割れが入っていないかなど調査を始めました。

住民：
「（元々）ひびが入っていたが、開いてきた。7月の中頃から。ある程度ひびは入っていたけど特に最近はひどい」

周辺では今年2月ごろから水源の水位が下がり一部の井戸が枯れるなどしていて、JR東海は工事を中断し、水を止める対策を進めていますが、完了のめどは立っていません。