名古屋市内の住宅に侵入し、現金やブランドバッグ、指輪を盗んだなどとして、窃盗グループの男2人が再逮捕されました。約100件の窃盗事件に関与し被害総額は6億円以上にのぼるとみられています。

窃盗などの疑いで再逮捕されたのは、いずれも名古屋市に住む、長江政芳容疑者（44）と中根孝容疑者(42)です。

警察によりますと2人は、今年9月、名東区の住宅に侵入し、現金約150万円と、バッグなど53点（1470万円相当）を盗んだほか同じ日に守山区の別の住宅にも侵入し、現金約3万円と指輪など8点（160万円相当）を盗んだなどの疑いがもたれています。

2人は、窃盗グループの一員で、今年に入り、愛知県内で発生した、高級住宅を中心とした窃盗事件、約100件に関与しているとみられていて、被害総額は、6億2600万円にのぼるということです。

警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、ほかにも仲間がいるとみて、窃盗グループの実態解明を進めています。