御嶽山の噴火から今年で10年を前に岐阜・下呂市で慰霊式
死者・行方不明者合わせて63人を出した、御嶽山の噴火から今年で10年。27日の節目を前に、岐阜県下呂市で慰霊式が行われました。
2014年9月、岐阜県と長野県の県境にある御嶽山が噴火し、58人が死亡、現在も5人が行方不明となっています。
9月27日で噴火から10年になるのを前に、23日、岐阜県側の登山口がある下呂市で慰霊式が行われました。
山内登・下呂市長:
「我々はこの噴火を昔のことにしてはいけない。いつ何時このような災害が起こ るかも分からないということを、しっかりと肝に銘じながら安心して登山していただけるような山にしていくと共に、(登山者にも)安全な登山に努めていただきたい」
式では市長らが噴火した時刻に黙祷をした後、献花台に花をささげ、犠牲者の冥福を祈りました。