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“地面低下”止まらず… 5月と比べ最大2.4cm→最大3.7cmに リニア・トンネル工事の影響調査 JR東海

2024年9月25日 16:19
“地面低下”止まらず… 5月と比べ最大2.4cm→最大3.7cmに リニア・トンネル工事の影響調査 JR東海
岐阜県瑞浪市で、リニアのトンネル工事現場近くの井戸の水位や地面が低下している問題で、JR東海は、地面の低下傾向が現在も続いていると明らかにしました。

JR東海によりますと、瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場近くでは、8月末に行われた調査で、少なくとも12か所で地面が低くなっているのが確認されていました。

JR東海は、今年5月時点と比べて最大で2.4センチの低下としていましたが、低下の傾向が続き、最大で3.7センチになっていると明らかにしました。

また、低下が確認された地点が少なくとも14か所に増えたということです。

JR東海は今後も住民説明会を開くとともに、付近の住宅に地面低下の影響がないか調査を進めています。

周辺では今年2月ごろから水源の水位が下がり、一部の井戸が枯れるなどしていて、JR東海は工事を中断して水を止める対策を進めていますが、完了のめどは立っていません。
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