名古屋市議会 アルミ缶など持ち去り禁止条例制定へ
名古屋市は、24日開かれた市議会で、アルミ缶などの資源の持ち去りを禁止する条例を、来年中に制定する方針であることを示しました。
名古屋市によりますと、資材価格の高騰によって、市民が収集場に出したアルミ缶を持ち去る行為が、数年前から市内各地で発生しているということです。
この状況を受け、24日開かれた名古屋市議会で西川ひさし市議は、アルミ缶を始めとする資源の持ち去りを禁止する条例が必要ではないかと、市に質問しました。
これに対して、市の小林靖弘環境局長は、「市民からも規制を求める声が増えている」などとして、来年中に、資源の持ち去りを禁止する条例を制定する方針であると述べました。
市は今後、規制の対象をどこまでにするかなど、調整を進めるとしています。