大雨の“爪痕”各地で 堤防決壊…浸水被害で家財道具が砂だらけに 市民生活への影響続く
5日は全国的に晴れ間が広がり、都内では練馬で最高気温30.4℃と「真夏日」を観測しました。都心でも29.8℃まで気温が上がるなど季節先取りの暑さに。愛知県でも愛西市などで真夏日寸前の暑さになりました。
こうした中、2日からの記録的な大雨で被害があった地域では、市民生活に大きな影響が出ています。愛知県豊川市では、浸水の被害に遭った病院で復旧作業が進められていました。水没したレントゲンの機械の復旧に時間はかかりそうだということですが、5日から薬の処方を再開したということです。
堤防が決壊した静岡県磐田市の敷地川では、堤防ののり面に土のうが敷き詰められるなど、堤防の修復作業が進んでいました。今回の堤防の決壊などにより、市内では床上・床下浸水の被害が41件発生。5日は市内のいたる所に、砂だらけになった洗濯機やソファなど、被害に遭った住宅の家財道具が大量にかためられていました。
一日も早い復旧が急がれる中、高知県では大雨による交通への影響が長引いています。
※詳しくは動画をご覧ください。(6月5日放送『news every.』より)