【独自】外国船監視強化へ 海上保安庁、米大型無人機の導入決める
日本周辺海域で中国など違法操業する外国漁船や不審船の監視を強化するため、海上保安庁は、アメリカの大型無人航空機の導入を決めたことがわかりました。
海上保安庁は、およそ40億円の予算を計上し、アメリカの航空機メーカージェネラル・アトミクス社製の無人航空機「シーガーディアン」の導入を決めたことがわかりました。
シーガーディアンは、全長およそ12メートルと大型で搭載したカメラで、富士山の山頂から地上の車が識別できるほど監視能力が高く昼夜問わず24時間以上の連続飛行が可能だということです。
海上保安庁は、今月、シーガーディアンに対応する13人の専従体制を確保し、より効率的に日本周辺海域の外国船などの監視体制を強化していくとしています。
青森県の海上自衛隊八戸飛行場を拠点として調整中で、ことし10月の運用開始を目指すということです。