「強烈な寒気」3連休は関東南部の山地で降雪も 箱根の国道で予防的通行止め実施の可能性
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強い寒気の影響で22日からの3連休も冬型の気圧配置が続く見込みです。24日にかけて、長野県北部や関東北部の山地を中心に、雪が続くほか上空の気圧の谷が通過する影響で、甲信地方南部や関東南部の山地でも一時的に降雪となって積雪となる見込みです。
国土交通省は標高の高い国道1号・箱根新道の箱根町湯本から箱根町箱根までの13.8キロの区間で、「予防的通行止め」を実施する可能性が高いとしていて、迂回の検討や通行ルートの見直しなどを呼びかけています。
「予防的通行止め」は大雪の際に大規模な車両滞留をおこさないようにするため過去に立ち往生車両が発生した箇所や道路の勾配が急な場所で大雪予報をふまえて、予防的に通行止めを実施するものです。
また国土交通省は関東甲信地方ではほかの国道などでも、大雪の状況によっては高速道路とそれと並行する国道などを「予防的通行止め」で、同時に通行止めにする場合があるとしています。
国土交通省はやむを得ず雪道を運転する際は、冬用タイヤの装着などを徹底し、十分な時間的余裕を持つとともに、雪崩などにも注意してほしいと呼びかけています。